11月がスタートしました。今年ももう2か月しかない！2か月もある。あなたはどっち？

幸せになりたいなら、良いところ探しをしよう。何事にもポジティブに反応する癖を付け直しましょう。その一歩は、笑顔を増やす努力をすることです。笑顔は、相手に向けられた優しさですが、自分のためにもなっています。相手から笑顔のお返しがあるだけでなく、無理をしてでも笑顔になることで、苦しさ自体がやわらぎます。相手の気持ちを考えることが、自分の痛みや苦しさばかりへのとらわれから、自分を救ってくれます。苦しいからと、それにとらわれてばかりいることは、悪循環でしかない。自分に染みついたこのパターンに終止符を打とう。ネガティブな感情や言葉で過剰反応することは、負の連鎖を生みます。それを繰り返していたのでは、いつまでも、苦しみや不幸の連鎖から逃れることはできません。周囲もそれによって傷つき、たとえその時は我慢したとしても、あなたに対する反感や苛立ちを心に秘めることになります。それは、小さなひび割れとなって、絆を蝕み、それが積もり積もってどんな強い絆も破壊してしまいます。

うまく行かなかったとき、期待外れなことが起きた時こそ、頭を冷やし、心を温かくするとよいでしょう。怒りに駆られ、攻撃的な言葉を投げつけたい衝動にかられたときこそ、自分が試されていると思うことです。相手が失敗したときには、自分が失敗したときのことを思い出そう。相手の行動に腹が立った時は、自分も同じことをしたことはないか考えてみよう。

自分が苦しいとき、その苦しみが誰かのせいのように思えてしまう。誰かに怒りをぶつけたいと思い、恨みや不満で心を真っ黒にする。しかし、大抵事実を客観的に見れば、誰のせいというわけでもないし、苦しみの9割は、自分自身の傷つきやすさと人を信じられない気持ちが作り出している。

大事なのは、悪いことではなく、良いことに目を向けることです。自分にされた不快な事、マイナスな事ではなく、自分にしてくれたためになること、良かったことを思い起こすことです。あなたが、良い点に目をむけるようになると、不思議なことに、周りも同じように良い点に目を向けるようになり、幸福が幸福を呼ぶ好循環が生まれます。不幸と憤懣にまみれて一生を終えるか、満足と感謝に満ちて暮らせるかは、たったそれだけのことで変わるのかもしれません。