心が病気になるとどんな事が起こるのでしょう？

私たちは、体調が悪いと感じた時、熱、咳、喉の痛みや鼻水などの症状から、風邪ひいたかなと見当をつけ、早めに休んだり薬を飲んだり、病院へ行ったりと対処法を講じるものです。でも、心が不調の場合は、自覚されないことも多く自分が心の病気にかかっていると認めたくない心理が働くなどして、病気の発見と手当てが遅れがちになっているのが現状です。

心の病気を自分で判断するポイントは、1.自分の感情や気分、行動などに関して悩んだり、苦痛を感じたりしているか？2.不安に伴う症状として、動悸・めまい・震え・吐き気・頭痛・睡眠障害などの身体的症状が現れていないか？3.抑うつ感が強まることで気力が失われたり仕事が進まなかったりと、日常生活に支障が出ているか？などがあります。

家に閉じこもったり、苦しい思いをしながら仕事を続けたりしていると、症状を悪化させる悪循環につながる恐れがあるため、早めに専門医の診察を受けるかカウンセリングを受ける事をお勧めします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　とちぎ心のみちしるべ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　栃木県益子町益子