日常生活でたまってしまったストレスの上手な解消法

前回はストレスを軽く小さくする上手な心の持ち方のお話でした。今回はストレスの解消法をお話しします。大切なのは、リラックスすることです。心が緊張しているときは、体も緊張しています。睡眠や入浴などで体の緊張をほぐすのもよいでしょう。リラックスするには1.睡眠を十分に取る。心身の疲れを回復させたりストレスを翌日に持ち込まないためには、十分な睡眠が不可欠です。日本人の平均睡眠時間は6～7時間ぐらいですが、眠りの深さも大切ですね。なるべく毎日同じ時刻に寝るようにし、午後10：00～午前2：00の4時間は、質の良い睡眠がとリ安いため、なるべくこの時間を睡眠時間に充てることをお勧めいたします。また、寝室や寝具の環境を整えたり昼間に適度な運動をするなど、安眠のための工夫も必要です。2.ゆっくりお風呂に入る。入浴効果として血行を良くし新陳代謝を活発にして筋肉のこりや痛みを和らげてくれます。皮膚を清潔にし神経の緊張をほぐしてリラックスさせてくれます。入浴は睡眠に勝るとも劣らない、優れた心の疲労回復剤です。38～40℃の湯にゆっくり浸かり、汗や垢と一緒にストレスもすっきりと洗い流せますね。また、ぬるめのお湯にのんびりと浸かれば、快適な睡眠も期待できます。3.音楽。音楽には心を鎮める効果があります。ヒーリングミュージックや自分の好きなジャンルの音楽を聴けば心が前向きになりカラオケでおなかの底から声を出して発散するのも良いでしょう。4.腹式呼吸。心の状態は呼吸の仕方に反映され、またその逆も言えます。心身が緊張状態にあると呼吸は浅く短くなります。深くゆったりした呼吸を繰り返すと、全身の緊張がほぐれてリラックス状態へ傾いていきます。5.森林浴。森の中に入ると、一面に緑が覆い、木々や土が香り、自然の力を感じ事が出来ます。5感を働かせて心身に癒やしを与える森の力を感じる事で人間に備わっている自然治癒力が回復します。6.動物。動物と触れ合うことでぬくもりを感じ安らぎを得られる。7.創作活動。絵を描いたり粘土をいじるなど作品を作ってみましょう。何かに無心に集中することで心が落ち着いてきます。その時出来る自分に合った解消法を積極的にやってみましょう。そして自分をリラックスさせてあげましょう。