生きづらさを解消するには問題にうまく対処する技術を学ぼう！とちぎ心のみちしるべへようこそ！

生活していると、問題やトラブルが起きることは自然なことです。嘆いたり、誰かを責めたりせずに、ネガティブな感情に振り回されることなく、問題に正しく対処することです。問題が起きたからと言って、やっぱり自分はダメだとか、みんなが自分を苦しめるとか、思う必要はないのです。そんなふうに嘆いたり、責めたりするのは時間とエネルギーの無駄でしかないのです。大切なのは問題を解決して、前に進むこと。問題の原因を責めて、誰かをやっつけても、何も良いことはないのです。では、どうやったら、上手く問題に対処できるだろうか？問題にうまく対処する第一歩は、問題に感情で反応しないことです。安定した愛情に恵まれなかった人や傷にとらわれた人は、感情的になることで、問題をこじらせてしまいます。自分から傷口を広げ、小さなかすり傷を、命にかかわる傷にしてしまう。それは馬鹿げたことです。一つ大きく深呼吸して、気持ちを落ち着けたら、まずすべきことは、事実と気持ちを切り分け、事実だけを冷静に見つめること。人は恐れていることや期待していることを、事実と勘違いしてしまいやすい。不安定な人では、余計に事実と思い込みの取違が起きてしまいます。思い込みは、傷ついた気持ちが映し出された幻なのです。幻にとらわれて、過剰反応してしまう事で、余計に事態をまずくしてしまいます。嫌なことがあった時、何が起きたかを、冷静に振り返ってみることです。もう一つは、自分が信頼する安定した人格の人を思い浮かべて、その人だったら、どう受け止め、どう対応するか考えてみましょう。すると、事態が客観的に眺められ、冷静になることができるし、もっといい受け止め方や反応の仕方も見えて来ます。日頃から、安定した愛着スタイルの人と接して、その人の考え方や行動の仕方に触れていることは、知らず知らずそれを学ぶことになるので、想像もしやすくなり、答えも出しやすくなります。是非試してみてください。