それ！ストレスによる体と心の異常なのでは・・・悩み相談がダイエット効果にも

ストレス状態にある兆候は、親しい身近な人の目から見ても、ストレスがもたらす精神面の異常を判別するのは容易ではなく、見過ごされてしまうこともある。しかし、何となく普段と違う、不自然に見える、表情や態度、言葉、雰囲気がいつもと違うなどと感じて注意深く観察してみると、その人が過剰なストレス状態に置かれているというサインが現れている場合も少なくない。ストレス状態にあるときに現れやすい兆候の代表をあげてみます。

①全身症状：疲れやすい、体がだるい、気力がわかないなど②筋肉系症状：肩や首が凝る、手足がだるい、関節痛、扁桃痛がするなど③感覚器系症状：目が疲れる、めまいがする、音に敏感になるなど④睡眠障害：寝付きが悪い、眠りが浅い、早く目覚めて再び寝付けないなど⑤循環器系症状：心臓がドキドキ、胸が痛くなる、脈がとぶなど⑥消化器系症状：食欲不振、胃がもたれる、吐き気がする、下痢をするなどがある。

不快なストレスを感じた時、体には次のような変化が現れる。まず、不安、怒り、恐怖、失望などの情動変化が現れ、次に動悸、冷や汗、震え、息苦しさなどの身体変化が現れる。さらに、それらを解消しようとせかせか行動したり、お酒を飲んで気を紛らわそうとする行動変化が現れる。これらの変化はその人の性格や体質などによって現れ方や程度に差はあるが、ストレスから自己を守るための防衛反応なので本来悪いことではない。しかし、ストレスがあまりに強すぎたり長く続いたりすると、心も体も疲れてしまい、様々な症状となって表れてくる。

早めに病院やカウンセリングを受け対策していくことをお勧めいたします。