とちぎ心のみちしるべ

毒親という言葉に救われるそして連鎖を断ち切りたい。

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毒親という言葉に救われるそして連鎖を断ち切りたい。

毒親という言葉に救われるそして連鎖を断ち切りたい。

2022/10/03

毒親という言葉に救われた。どんな母親であれ、子供にとっては大切な存在であり、一人しかいない唯一絶対の存在だ。子供は、それを何ら疑うことなく受け入れ、愛そうとし愛されたいと思う。どんな母親も、子供にとっては太陽のような存在であり神のような存在だった。母親の言葉や態度、考え方、行動の仕方が、まだ真っ白だった子供の心に刻み込まれていく。それはすべて物心つく前から生じる無自覚なプロセスだ。誰も知らないうちに、偏りやひずみが植えつけられる。その偏りを、偏りとして自覚することはなく、その偏りが世界の軸となる。成長するにつれて、何かしら違和感や反発はあったとしても、うちの親はこういうものだと、疑問視することもなく丸呑みしている。少しずつ社会に接するようになると、ずっと当たり前と思っていた母親の考え方や言葉、行動の偏りに気が付くようになる。自分自身や自分が置かれた境遇というものを、相対的なものとして眺め始める。自分が受けてきた扱いや親から言われ続けてきた言葉が、別の角度から光を当てられ、別の陰影をもって浮かびあがり始める。うちは、おかしいと思うようになる。それは、また親に対する批判や反抗の始まりでもある。親の言動や行動の矛盾が目につき始め、そのことに黙っていられなくなる。これまで黙って従っていた親の指図や説教に対しても、疑問や反発を感じるようになる。これはとても自然な自立のプロセスである。ところが、母親と面と向かうと、逆らえず、言いなりになってしまう。母親の機嫌をついうかがって、母親に見捨てられないか、内心びくびく気をもんでしまう。ましてや、良い子で、母親を喜ばすことを生きがいに頑張ってきたような子供の場合、母親に反抗の狼煙を上げることなど、恐ろしくて考えることもできない。母親の言葉や行動に矛盾を感じていても、反発して母親を傷つけるくらいなら、自分の中の思いを握りつぶした方がましだと思う。困っていることを打ち明けたりすれば、母親が不安定になって過剰反応したり、不機嫌になって、こちらを傷つけてくることが目に見えているから黙っていようと思ってしまう。こんな母親を、毒親として距離をとったり、一旦見切りをつけることが、生きる喜びと幸福を取り戻すために、必要なことである。

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