季節性感情障害をご存知ですか？

季節性感情障害（SAD）をご存じですか？冬になると「うつ」っぽくなるなんて感じたことはありませんか？気分が落ち込んだり、過眠・過食・食欲低下・倦怠感・憂鬱勘等々。一般的に新学期を迎えてうつに似た症状になるというのはよくありますが、なぜ冬なのか？文化や民族を超えてアメリカやヨーロッパでも季節性で発症しているそうです。それはビタミンDの生成量が関係しているようです。ビタミンDは太陽からの紫外線を浴びることで、皮膚から生成され血中にめぐります。紫外線が強い夏に比べて冬は紫外線が弱いため、ビタミンD不足は圧倒的に夏よりも冬の方が多くなります。ビタミンDが不足しがちになると、うつ病の発症率が高くなるとされているそうです。うつ病とビタミンDの血中濃度の因果関係もしっかりと認められているそうです。寒さに気をとられ、つい室内でぬくぬくと過ごしがちなあなた、春はもうすぐそこまで来ています。暖かい日は、外に散歩に出てみるのも一つの方法ですね。散歩に出ると、鳥のさえずりが聞こえてきたり、木の先につぼみが膨らんだりと、春の香りを感じられるかも知れません。毎日、ほんの少しの時間を太陽からエネルギーを吸収する時間として確保しましょう。きっと気持ちも整うし身体中の細胞も整えられる気がしてきます。きっと、仕事や勉強の効率アップを図れること間違いなしです。もし、散歩を週に2回ウォーキングやランニングに転じることができたら、もっともっと健康的な良い習慣を手に入れることになるでしょう。できる事から、コツコツと良い習慣を作ってゆきましょう。良い習慣は、一生の宝です。自分自身を感じながら、自分自身で決める。これが、一番大切なのではないでしょうか。