ストレスのため眠れない!その対処法試してみませんか?とちぎ心のみちしるべでご予約お待ちしております。
2022/08/28
日常生活はストレスとの戦いですね。ストレスっていったい何?ストレスという言葉は誕生してからまだ80年しかたっていません。ストレスを正しく理解し上手に付き合っていきたいものです。ストレスとは「外部環境からの刺激によって引き起こされる生体内の変化した状態」で、「ストレス状態を引き起こす外部からの刺激」をストレッサーといいます。どのような種類のストレッサーが加わっても、同じような反応が体に生じます。体にとって不快な刺激がストレッサーとなるのです。具体的ストレッサーには、寒さや暑さ、外傷、出血、精神的恐怖などがあります。
私たちの体には、環境の変化に適応し、生体内の環境を一定に維持させるためのシステムが備わっています。このシステムをホメオスタシス(生体恒常性)と呼びます。例えば、寒い日には体温を上げるために体を震えさせ、暑い日には汗をかいて体温を上げるなど、これらはいずれもホメオスタシスの働きによるものです。このように、どのような環境下でも、生体内はホメオスタシスによって一定の状態に保たれているのですが、ストレッサーによって、生体内のバランスが崩れるとストレス状態が引き起こされます。
ストレスという現象を構成するものには3つの要素があり、1.ストレッサー 2.認知的評価・対処 3.ストレス反応があります。人は周囲から刺激を受けた際に、それが有害なものか無害なものかを判断してから、刺激を処理します。この判断のことをストレスの認知的評価と呼び、2段階で評価を行います。まず、その人の今までの価値観や物の見方、考え方が強く影響します。そして、ストレスフル(有害)と評価されたストレッサーに対して、その状況を処理したり切り抜けたりするために、いつどこで何をどのようにすると最善な結果が得られるのかを、いろいろ考えて方針を立てていきます。また、対処の仕方には、ストレッサーそのものに働きかけて、その原因そのものを解決し除去しようとする問題焦点型と、ストレスに対する考え方や感情を変える情動焦点型の2種類ある。うまく対処できれば心身の安定は保たれますが、対処しきれないならば、体は長期的なストレス反応にさらされストレス疾患の発症につながります。
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